■治療時間について

■当院の最大の特徴(NEW!)

■予約について
■おけつ吸圧法について
■はり治療について ■世界の治療法

■きゅう治療について

■テーピングについて
■接骨院・整骨院の治療について ■体操について

■メディカルフットケアについて(NEW!)

■日本の教育事情について

■設立目的

 当院は、これからの高齢化社会を支える20〜50歳代の社会人の健康管理及び病気回復をモットーにした治療院として1987年(昭和62年)2月2日に開設いたしました。

■高齢者には
 高齢者(マル福・マル老対象者)の方には、今までの一般 社会への貢献に感謝し、鍼灸治療費を最高2,980円(保険給付金額と同等額)という優遇措置をとっており、治療を継続しやすいよう設定しております。
■心身障碍者には
 ■心身障碍者には

 平成18年4月より「障害者自立支援法」が施行されたことを受け、
「支援費制度」を補完する立場を取ることに致しました。鍼灸治療費を最高2980円(保険給付金額と同等額)という優遇措置をとっており、治療を継続しやすいように設定しています。
■小児には

「小児ばり」は一生の身体づくりに有効です。
成長段階にあるため、驚くほどの効果が期待できます。
これからの社会を支えるのは子供です。

 当院では、東京でなじみのうすい「小児ばり」の普及及び治療を継続するための優遇措置(健康保険の取扱が困難なため)として未就学児は、1050円/回の自費診療としています。

■はり・きゅうの保険取扱

はり・きゅうの保険は、医師の「同意書」が必要です。
 制度を知らない人が多く、また取扱をしている治療院も全国では数えるほどです。当院は調布の治療院としては、初めて保険の取扱をしました。接骨院・整骨院で取り扱う保険とは異なりますのでご理解下さい。

※はり・きゅうの健康保険制度(労災・自賠責は別規定)
1.病名……6つに決められており、「一部位」のみ適応となります。
      1.神経痛 2.リウマチ 3.五十肩 4.腰痛症
      5.頸腕症候群 6.頚椎捻挫後遺症


■治療時間について

 よく皆様から、「治療の時間はどのくらいかかりますか?」というご質問を頂戴いたします。

 初めての時はどのような状態かを知るためにいろいろとお話をうかがいますので、何分かかるかわかりません。
衣服を脱いでいただく場合もありますが、着脱にも5〜10分要することが多いようです。肝腎の治療に要する時間ですが、初めての場合を除き、当院では平均20〜40分かけています。

 人により過敏な人は10〜15分、また、症状により50分以上かかる人もいます。
この時間の違いには理由があります。
 人が外からの刺激に反応する時間は8〜30分が最も多く、その後刺激を続けてもほとんど効果は期待できなくなります。
50分を過ぎますと身体が疲労するためか、反応は除々に落ちてきます。

その臨床データに基づき、人が最も反応しやすい15〜30分を治療時間の目安としています。

問診・検査・衣服の着脱・治療を合わせると20分から1時間位かかりますので、そのくらいの余裕をみてご来院下さい。

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■予約について

 当院では、来院した順番に診療を行っていますが
   「身体がつらく、待っているのが大変な方」    
   「時間に余裕がない方」  のために予約をお受けしています。

 ≪午前≫9:40〜11:40
 ≪午後≫3:40〜6:30(ただし土曜日は5:40まで)  
  予約は各時間(20分毎に)お一人様としております。
   (詳しい時間はお問い合わせください)
  なお予約料は530円で、前払いを原則といたしております。
  下記に予約時の注意事項を記します。    

  ◎予約は前日までにお願い致します。
  ◎キャンセルの場合の返金は、前日までです。
    当日のキャンセルに ついては予約料を申し受けますのでご了承ください。
  ◎予約時間後10分間はベッドを空けてお待ちしていますが、
    それ 以降は来院された時点で、次の順番と致します。
  ◎あらかじめ予約時間に遅れることがわかっている場合は、
    お電話 下さいますようお願い致します。
  ◎変更をご希望の際はその旨をお申し出下さい。ご相談に応じます。

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■はり治療について

 昨今「東洋医学」とよばれる治療は、
中国では…はり(鍼)・きゅう(灸)・湯液(漢方薬)
日本では…はり(鍼)・きゅう(灸)・指圧
を指します。

一口にはり・きゅう治療といいましても、歴史が長いだけにいろいろなやり方(治療法)があります。

はり治療には主に次のようなやり方があります。
■管鍼法(かんしんぽう)…鍼を刺すのに管(つつ)を使う方法。《日本人考案》
■捻鍼法(ねんしんぽう)…管を使わずに刺す方法。
■灸頭針療法(きゅうとうしんりょうほう)…はりの頭にもぐさをつける方法。《日本人考案》
■電気針療法(でんきばりりょうほう)…刺した鍼に電気を通す方法。
■皮内針法(ひないしんぽう)…皮膚の表面に長時間刺しておく方法。《日本人考案》
■円皮針法(えんぴしんぽう)…皮膚の表面に長時間刺しておく方法。《日本人考案》
■SSP療法…はりを刺さない鍼治療で、鍼麻酔の応用方法。《日本人考案》

 その他、はり1本の刺し方にもいろいろな方法があります。
  昨今、「脈診流(みゃくしんりゅう)」、「良導絡(りょうどうらく)」、「中国鍼(ちゅうごくばり)」などの治療をしていますか?という問い合わせを受ける場合がありますが、それらはどれも一つの治療方法にすぎず、はり治療全体を意味するものではありません。
  当院では、日本や中国をはじめとしたいろいろな治療の中で、身体に最も適した方法を用い、診療にあたっております。

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■きゅう治療について

 アメリカの鍼灸師に『もぐさ』を捻ってみせると『OH! ミラクル!』と一様に驚きます。
  日本のヨモギは中国などと較べても材質がよく、きめ細かいためとても小さく捻ることができます。
日本人は手先が器用なため『もぐさ』の形・堅さをかえることにより、いろいろな病気に対応する方法を考え出しました。
また、豊富なヨモギを症状別に使い分けることにより、治療効果を高めています。
外国人(中国人を含む)には日本の治療をまねるのはとても困難なようです。

 古くから日本の民間療法としても根付いてきた『お灸』ですが、やり方は大きく次のように分別されます。
■知熱灸(ちねつきゅう)…熱さを少し感じる程度にすえる方法。
■焦灼灸(しょうしゃくきゅう)…皮膚を焼ききる方法。
■隔物灸(かくぶつきゅう)…もぐさと皮膚の間に物をはさむ方法。
■棒灸(ぼうきゅう)…もぐさを葉巻のように詰め込み、熱を体に近づける方法。
■塩灸(しおきゅう)…もぐさのかわりに塩を用いる方法。

 世界中をみてもお灸をよく使う国は日本ぐらいです。漢方薬が豊富にとれる中国や韓国が湯液に重きをおくのに比べて、薬が高価で手に入らなかったのが日本のお灸の発展につながったようです。

 当院では、患者さんの体質にあわせ、いろいろな方法を組み合わせております。

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■接骨院・整骨院の治療について

 接骨院は昔はみな『ほねつぎ』という看板をあげていました。

 「ほねつぎ」とは、「骨接ぎ」と書き、骨折や脱臼を治療する事・所・人を意味します。
 昔はみな日本の武道である柔道を重んじたためか、柔道で骨折や脱臼をする人が多いためか、指導者(師範)には自動的に免許が与えられた時代もあったようです。

 接骨院・整骨院で扱う外傷は骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉ばなれ)です。
骨折や脱臼は外傷をした直後から、早い人で5分くらいで腫れ上がり、内出血は時間がたってから出てきます。
すぐに腫れるようだと症状が重いと考えられますので注意が必要です。
骨折や脱臼の場合、1時間以内に来院されますと、さほど痛むことなく元に戻せます(整復:非観血的外科手術)ので、当院をご利用下さい。

  なお、外傷後6時間を過ぎますと筋肉もこわばり、手だけで元に戻すことが困難になり、痛みも強く伴い、治りも悪くなりますのでひどく腫れたときは、決して放置せず、すぐにご来院下さい。

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■メディカルフットケアについて

 メディカルフットケアとは、足に現れた病気に対する治療です。

 身体を支えている足の病は、歩行困難を生じるだけでなく、ゆがんだ歩き方を繰り返すことにより、内臓障害に発展します。

 巻き爪、角質肥厚、うおのめ、たこ等でお悩みの方は是非ご来院ください。

 最新最先端の医療をご提供させていただきます。

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■おけつ吸圧法について

 「おけつ」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。
「おけつ」は、「ふるぢ」とも読み、血液が古くなったもの(古い血)を指します。
古来中国ではこの「おけつ」が病気の根源の一つだと考えられてきました。

 湯液(漢方薬)・きゅう療法では、この「おけつ」を早く取り除くのは困難と考えられています。そのため、古来中国では次の治療法が行われてきました。

 一つ目は刺絡療法(しらくりょうほう)です。
これははり治療の一つですが、体を針で傷つけ血液を外に出す方法です。
脳卒中などのときはとても即効性があります。

 二つ目は抜缶療法(ばっかんりょうほう)です。
皮膚を吸うと赤く跡が残るのと同じ原理で、皮膚表面につける器具を真空にして体内の血液を吸い上げる方法です。
この方法は悪い血液だけを取り除くことができ、慢性病にはとても有効です。
抜缶療法には昔は、竹筒、最近ではガラス玉が使われております。
それを局所の「おけつ」のたまった所(例えば打撲した所や肩の凝ったところ)につけるのがこの治療法です。

 昭和に入り日本で、マラリアが流行したとき、湯のみ茶碗を使って治す方法を発見した人がいました。
それを理論体系化した方法が「おけつ吸血法」です。
いろいろな病気に対して体質を見分けて治療するこの方法に「おけつ吸血師」という資格が与えられたことをご存知の方も多いと思いますが、医療制度の変更に伴い、この制度が廃止されてから治療できる人が年々減少し、現在東京では当院が唯一の治療院ではないかと思っております。

 この方法は体の「冷え」を取り除くのにも、とても有効です。

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■世界の治療法

 今、世界では欧米で発達した現代医学(西洋医学)と中国から発祥した中国医学(東洋医学)が一般 に知られ、日本でも制度化されていますが、国により様々な治療法があります。

【手技療法(しゅぎりょうほう)】
 アメリカではカイロプラクティックという治療法がカイロプラクターという称号で州政府資格となっています。
6年制の大学です。「カイロ」は「手」「プラクティック」は「動かす」という意味のギリシャ語で、背骨の歪みを手でなおす治療としてアメリカ人により発見されました。現在世界中にその治療法が広がりつつあります。
アメリカでは、オステオパシーという治療も盛んです。
いずれも手だけで行う治療(手技療法)です。
中国で発達した按摩(あんま)。最近は推拿(すいな)と言います。

 日本では、圧迫療法、整体療法などが「指圧」という名称の範ちゅうに入れられています。
 ヨーロッパではマッサージ、いずれも手で行う治療です。
その他、操体術(日本)や、導引(中国)、足ふみ療法(タイ式マッサージ)などなど、器具を用いない治療法は民族療法として各国にあります。

 当院では毎年各国の医療状況を視察して最新の治療、伝統的な治療を取り入れ、診療にあたっております。
【日本から世界へ】コーナーへ

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■テーピングについて

 「テーピング」という言葉はスポーツ選手の間では、誰でも知っている言葉になったようです。

 そもそも運動する際、テープを体に貼るようになったのは、アメリカのアメリカンフットボールで使われたのが最初です。
身体同士を激しくぶつけあうこのスポーツに合わせ、関節を固定するために考え出されたものです。
ただし、アメフトは瞬間的な動きのため血行のことは、あまり考慮されておらず、長時間の貼付は苦痛を伴うようです。
この方法は一般的に「スポーツテーピング」と称されるようになりました。
 その後、同じくアメリカのキネシオロジーという治療法を元に「キネシオテーピング」という方法が考えだされました。
これは衰えた筋肉に貼ることにより、力をより出させようとする貼り方です。これも短時間のスポーツに有効です。

 近年考案された「スパイラルテープ」は、筋肉や関節の相関関係を中心に考え、身体のバランスを整える事を目的とした全身的な治療法です。
短時間の運動はもちろん、長時間の運動(例えばマラソン)にも有効です。

 昨今、「チタンテープ」や「うずまきテープ」などなど、色々な方法が考え出されています。理論的には、スパイラルテープのように身体を全身的にとらえてテープを貼ろうという考え方と同様のようです。

 当院では、運動選手の能力をもとに各スポーツの動きに適したテーピング方法を用いております。
 また、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷の際、固定するだけでなく、血液の流れを止めないようにする、当院独自のテーピングを行っております。

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■体操について

 古来より人間は体を動かすことにより、健康を保とうと考えてきました。
中国で最初に考え出された方法は、華陀という漢方医が考えた「五禽の戯(ごきんのき)」です。
これは、五匹の動物の動きをまねたものです。
その後、「太極拳」「導引術」「気功」などが考え出されました。

 インドでは「ヨーガ」。
これも地球上の動物を中心にいろいろなものをまねて体を動かします。

 日本で最初といわれているものは「自彊術(じきょうじゅつ)」です。
大正五年に香川県坂出市出身の治療家、中井房五郎氏によって創案されました。
その後、「真向法」「肥田式強健術」等々が考案されています。

 アメリカでは、NASAが作り出した「エアロビクス」を有酸素運動と訳します。これに音楽をつけて踊る運動は「エアロビダンス」と称され、日本にも普及しています。

 その他の国や地域にもいろいろな健康体操がありますが、いずれにも共通 することは「呼吸法」です。
呼吸は、人間がコントロールできる唯一の健康法といっても過言ではありません。

 当院では、呼吸法を鍼灸治療にも応用し、治療の効果を高めています。
また、身体に歪みのある人、特に側弯症の方や不適切な運動の仕方によりかえって身体の調子をくずされている方に、体操の方法や運動の質・量 について指導しております。
 なお、呼吸法を知りたい方や個々人にあわせた運動をご希望の方は、健康研究サークル「オアシス」内の「健康体操教室」をご利用下さい。

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■日本の教育事情について
 戦後GHQの指導のもと、按摩・マッサージ・指圧・はり・きゅうは各種学校で教育を受け、資格を取得するようになりました。
その後、約50年の間に何度かの法改正のもといろいろな養成学校が設置されました。

 明治以降、盲人救済のための資格とされていた鍼灸師が、晴眼者中心となり、医療の一翼を担う方向へ変わりつつあるのが大きな理由といえます。

 1903年、東京都に現「筑波大学理療科教員養成施設」が開設されました。
鍼灸における学校制度のスタートです。
現在は教員も養成していますが、当初は盲学校でした。
  終戦後、戦争で盲目になった人の救済のために盲学校(文部省管轄)が全国に設置され、1998年現在は各都道府県にそれぞれ1校以上となっております。
また、厚生省管轄の養成校が10校以上あります。いずれも視力障害者が対象です。
1987年には、国立の「筑波技術短期大学」が開学しました。
盲人、弱視対象の最高教育機関といえます。
 明治政府が鍼灸あん摩マッサージ師を視覚障害者に限定したため、晴眼者の東洋医学者は、昭和初期に入りほとんど姿を消しましたが、昭和20年代に国の方針が変更後、晴眼者対象の教育機関が続々誕生しました。
1977年までに27校の専門学校が開校、1978年「明治鍼灸短期大学(3年制・京都)」、 1985年に「関西鍼灸短期大学(3年制・京都)」が開学しました。
明治鍼灸短期大学は、1983年に4年制の大学に昇格、1991年には大学院(修士課程)を併設、1994年には「博士課程」でき、日本における高等教育が全て認可されるに至っております。
(2000年3月現在)

 西洋医学(医師)の養成校も戦後、いくつかの施設、制度にわかれ、現在の医学部教育になっていますが、東洋医学も同じ状態をたどっているといえるでしょう。

  当院のスタッフは西洋医学と東洋医学の両方に精通する鍼灸師を育成する事を目的に設置された世界初のモデル校、「明治鍼灸大学」の卒業生で構成されています。皆様のご期待に少しでも応えられるよう診療にあたっております。

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■当院の最大の特徴


  当院がなぜ世界最先端の医療を提供しているといわれるのか

 2000年以上の歴史を誇る東洋医学・鍼灸治療ですが、現在東洋思想に基づく身体の見立て方・考え方(医学)と、治療を行う際に身体のツボに行うと効果がある(医療)ことがわかっているだけです。医学と医療の間に共通した言葉・システムはなく個人の経験・技量に左右されています。そのため、個々人の臨床家の性格や技量に合わせた治療法がいくつか生まれ、さらに細分化されています。臨床家の数だけ治療法があるといった状況です。その結果、うまい下手がはっきりするため、ある鍼灸治療家ではよく治り、ある鍼灸治療家では治らない・効かない・痛かったということが生じます。10年以上経験しないとうまくならないのが通常です。とはいえ、日本人は手先が器用なので世界的に見てもうまい(よく効く)鍼灸治療家が多く、その点は日本人でよかったという事になります。ちなみに、日本以外の国でうまい鍼灸家を探すのは困難です。中国人や韓国人が日本人に続く状態と現時点ではいえますが,医学・医療ともに大きく日本に遅れをとっています。

 当院院長清野充典は、20数年前よりこのことに着眼し、すべての東洋医学者に共通した言語の解釈方法を構築(医学)し、それに直結した鍼灸技術の開発(医療)を行ってきました。(「研究業績・刊行物・メディア」のコーナー参照)2003年4月現在、安定した鍼灸技術をほぼ確立しつつあるといえます。あとは歴史に耐えうる文字に書き表す作業を行うのみです。鍼灸師の資格を有し、3年目からはほぼ技量の差に関係なく同様の治療効果を期待できる治療システムに基づいて行っていることが、当院の最大の特徴です。なお、当院のスタッフは、日本の東洋医学の最高学府「明治鍼灸大学」の卒業生で構成されています。

 また、当院は、西洋医学で病名診断されたすべての病気に対し積極的に診療にあたっています。西洋医療は薬物で病気に対応していますが、ご存知の通り対症療法=痛みを押さえ込む医療です。鍼灸治療は、病気の根治が期待できる医療です。当院院長は、西洋医学で病名診断された病気に対する鍼灸医療のシステムを開発してきました。このことは、長い東洋医学の歴史上初めてのことです。当院が世界的に見て最先端の治療院であるといわれている大きな理由に挙げられると思います。この治療方法で高い治療成績を上げている(「はりってなあに?」のコーナー参照)ことはもちろんですが、この医療システムを積極的に学会発表し,医学界に検証をお願いしていると同時に、多くの大学・大学院・研究機関で現代医学による解明に取り組んでいただく努力をしています。

 また、体調が不良な状態でも治療は受けられますので、お気軽に健康管理にご利用いただけます。そのことも当院が理想的な医療を提供している医療機関といわれている点に挙げられるかと思います。

 2番目の最大の特徴は、東洋医学における外科手術つまり接骨院・整骨院が行う「徒手整復術」の限界を追求しているという点です。(「接骨院・整骨院ってどんなとこ?」のコーナー参照)日本にしかない柔道セラピスト(柔道整復師)は、骨折や脱臼に対しメスを使わないで治す高い技術をもっています。昭和50年代以降は柔道から実践を学ぼうとする臨床家が激減し、医学のみを修得した有資格者が多くなってきたため、接骨院・整骨院でも「骨を接げる」先生が減少してきました。近年、接骨院・整骨院に対する国民のイメージが慢性病に対応した医療機関と誤解?・変化してきているのを愁いておりますが、接骨院・整骨院は東洋医学専門の非観血的外科手術が行える医療機関であることをあらためて申し上げます。

 明治以降、骨折や脱臼の治療は柔道家の師範が道場に隣接して治療する場所を設け、日常的に治療を行ってきました。しかし、臨床データ−を集積する事は誰も行ってこなかったため、徒手整復術の限界は示されていません。このことも歴史上行われてこなかった作業でした。当院院長清野充典は、明治鍼灸大学柔道整復学科の研究グループと「徒手整復術の適応と限界」について共同研究を行っています。学会発表や誌上発表(「研究業績・刊行物・メディア」のコーナー参照)を通じ、歴史的作業を日夜行っています。観血的外科手術が必要ない外傷患者は、徒手整復術をぜひうけてみてください。すぐ痛みが止まります。

 3番目の最大の特徴は、重度の病気をして運動が困難な方、手術後の体力回復が必要な方々で鍼灸治療以外に運動を行ったほうがよいと判断した人に対し、体操教室を実施していることです。当院院長清野充典が幼少の頃より実践しているヨーガ(「TOPページ」の記念ページ参照)や肥田式強健術等の経験と医学知識を一体化させ、独自に構築したカリキュラム(清野式健康体操)を一人一人の状態に合わせて作成し個人指導しています。(「運動・体操」のコーナー参照)自分で動く事が困難な病人を、健康体と同様な状態まで運動が可能な方向に導くシステムを有し、実践している医療機関は、世界中で当院だけだろうと思います。(他に同様のことを実践している医療機関がありましたら、是非ご紹介ください。地球人類のため積極的に交流したいと考えております。)また、鍼灸治療をして病名診断される状態から脱した方達や、健康を維持したい方にも指導を行っており、どなたでも入会できるシステムになっています。(「健康研究サークル「オアシス」のコーナー参照」

 当院は東洋医学専門の医療機関です。
 本気で病気を治したい・病気と戦う覚悟のある方に本物の知識と現段階での最高の東洋医療を提供できる医療機関です。
 現在世界の主流である「統合医療」
(「鍼灸医療の適応度・適応症」のコーナー参照)が近い将来日本にも訪れます。
 西洋医学を理解し、東洋医学を熟知する。
(「東洋医学連鎖」明治鍼灸大学を参照)
 西洋医療と東洋医療を適人適所で行う医療機関、
(「東洋医学連鎖」日本統合医療学会を参照)
 を当院は目指しています。



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