病気を治療する西洋医学は、一定の成績をあげていますが、なぜ病気になったのかを考える患者は少ないように思われます。

 東洋医学では、病気は日常生活の積み重ねと考えます。それは出生する前からすでに始まっています。そのことに気付いて欲しいという思いでこのコーナーを設けました。
国民の皆様に臨床上、日頃感じる事をわかりやすく情報をご提示申し上げたいと思います。

1.養生と東洋医学
2.入浴からくる不養生
3.睡眠からくる不養生
4.運動からくる不養生
5.食事からくる不養生
6.姿勢からくる不養生
7.住居からくる不養生
8.季節よりおこる病
9.小児期の生活の注意点
10.成長期の生活の注意点
11.中高年期の生活の注意点
12.老年期の生活の注意点
13.規則的な生活が不可能な方の注意点

 

●ホットカーペット・電気敷毛布・電気掛け布団・ホカロンについて
●電気あんかと湯たんぽ
●クーラーについて


養生と東洋医学

 私達「生」ある者は、「命」を授かった瞬間から死に向かっています。
つまり、生きている事自体が、命をすり減らしていると言えるのです。
言葉を変えて言うと、日常生活全てが、体力を消耗する事であり、病気の原因になりうると考えられます。

 そこで、日常生活の過ごし方が問題となります。
「養生」という言葉が生まれたのも、そういう背景があるのではないか、と私は考えています。

 東洋医学では、日常避ける事のできない、睡眠・食事をはじめとした様々な問題を重要視しています。

 各項目をご参照いただき、ご自分の生活を見つめ直す機会になれば幸いです。

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