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医師会 財源9割公費で 日本の医師会は29日、高齢者医療制度を柱とする医療改革の中期ビジョン「2015年医療のグランドデザイン」をまとめた。医療保険財政を圧迫している老人保険制度を廃止し、都道府県単位
で75歳以上を対象に保険制度を創設、財源の9割を公費でまかなう、いわゆる独立保険制度を正式に打ち出した。 現行の老人保険制度は70歳以上が対象で、自己負担を除く財源の3割は公費、7割が各位
量保険制度からの拠出金だ。独立保険制度になれば、高齢者は医療費の1割を自分の保険料などから支払い、9割が公費で負担される。
しかし、保険診療に患者の自費診療を上乗せする「混合診療」が、原則として禁止されていることとの関係などで論議を呼びそうだ。
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